2012年12月04日

エネルギーの利用と国の強勢の歴史(風の時代)

ヴァイキングがヨーロッパやアジアの各地へ進出できたのは、
風で動く船があったからである。
歴史を見ると、
時代のテクノロジーを握った国が、強勢を誇ってきた。

ヴァイキングがヨーロッパの海を席巻した後、
次に、強勢を誇ったのは、地中海のイスラム教徒であった。
この後に出て来たのは、スペインとポルトガルで
イスラム教徒が支配する海域と地域を避けて、
アフリカや中南米に至るルートと土地を開拓し進出していった。
これらの時代の、主要なエネルギーは、
ヴァイキングの時代と同じ風力であった。

そして、風の時代の最後に現れたのが、オランダである。
オランダの時代は、スペイン・ポルトガルから続く大航海時代であり、
風力を用いて世界中を行き来していた。
オランダに至り、風力の利用は極大に達した。
オランダといえば、風車が有名だが、
風の力で粉を引くだけではなく、
風車工場によって灌漑や毛織物の作製を行い、
大航海時代の船舶を大量に生産した。
オランダは、世界で初めて、風車工場を用いた工業を開始した国になった。
そしてこれこそが、当時のオランダを大国にした源泉であった。

ところで、オランダとスペインは、もともと同じ国であり、
この時代、一方は発展し、一方は没落していった。
このことは、今後の日本の行く末を考える上で、参考になるが、
それは、先のコラムで触れる予定だ。

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posted by 宗像 at 12:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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