2012年12月06日

エネルギーの利用と国の強勢の歴史(石油の時代)

イギリスは、石炭をエネルギー源として、繊維産業、製鉄産業、鉄道産業の発展にともなう第一次産業革命を成し遂げた。

次の第2次産業革命では、重化学産業、電気産業、内燃機関などの重工業が発達した。
ここでの主役は、石油であり、主役はアメリカとドイツであった。
19世紀後半から始まり、第一次世界大戦から第2次世界大戦の間に大きく伸び、
戦後、その成果によって、爆発的に社会が豊かになった。
これは丁度、オルドヴァイ理論の記事で触れた一人当たりのエネルギー生産量の増加と電気文明に対応している。

第2次産業革命によって発達した
内燃機関は、石油から作られたガソリンや軽油、ジェット燃料などの燃料を用いて、自動車や船舶、航空機などが動かされるようになった。
また、電気産業の発達によって、電動機や、電信、無線等が発展したが、
これらの一次エネルギーの大部分は石油による火力エネルギーを用いている。
そして、化学産業も、石油を原料とした有機工業化学の発達が裏にある。

もともと国内に豊富に石油があったアメリカは、第2次産業革命を押し進め、工業大国となった。
そして第1次世界大戦と第2次世界大戦を通じて、
石炭の時代に頂点に立ったイギリスの衰退と、
イギリスと競い第二次産業革命を押し進めた、もう一つの国であるドイツの没落したことにより、
アメリカは、戦後、不動の地位を得た。

第2次産業革命におけるアメリカの発展の原動力は、国内外の豊富な石油であった。
現在、この力の源泉であった石油は枯渇し、アメリカも衰退を始めている。

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posted by 宗像 at 12:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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