2012年12月10日

世界システム論

世界システムとは、複数の文化体(帝国、都市国家、民族など)を含む広大な領域に展開する分業体制のことで、
簡単に言うと、世界にはいろいろな国や民族がおり、
それぞれの国や民族が別の仕事を行ない、全体として一つにまとまっているということだ。

例えば、一方には、日本のように工業を行なう国がおり、
もう一方には、オーストラリアのように、食料を生産する国があり、
そして、他方には、中東のように、石油を生産する地域がある。
工業国では、原料や燃料などを輸入して、工業製品を作り、他の国や地域へ輸出することで、
食料や燃料、原料などを手に入れる。
食料生産国では、自国でとれる食料を輸出して、海外から工業製品などを輸入する。
このようにして、それぞれが、世界中で分業を行なっている。

歴史的には、政治的に統合されていない世界システムは、消滅するか、政治的に統合され、
統合されたシステムは、官僚機構や軍事的な防衛鎮圧のために蕩尽がおこり崩壊してきた
近代システムは、過去のものと異なり、
異なった国々が、政治的に統合されること無く、それでいて消滅せずに、全体として成長した。
これは、統合されていないために蕩尽がおこらず、
それでいてそれぞれの国が経済的に密接に繋がっていたためと考えられる。

世界システムは、個別の要素である国や民族などが、
お互いに繋がって、分業をしているので、
ある所で何かが起きると、それが他の要素へと相互に影響を与える。
例えば、干ばつが起きて食料生産国で、食料が採れなくなれば、
他の国にでもその影響を受けることになる。

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posted by 宗像 at 12:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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