2012年12月15日

水素文明2

前回は、今後、石油がなくなったあとも崩壊せずに、
続くことの出来る水素文明について話しをした。

オルドヴァイ理論の中でも早期に対策を行なうことで、
崩壊が起こらず、ある一定のレベルで定常状態に至る道もあると言われていた。
しかし、現在のコースは、持続可能な軌道から外れており、
世界経済が破綻し、人口が急減すると予測されている。

特に電気に関して言えば、対策を行なうような投資が進み難い。
それは、電気は何から作っても電気であるということに起因する。
電気の特徴として、
火力発電所で作られた電気も、
原子力発電所で作られた電気も、
太陽光発電所で作られた電気も
燃料電池から作られた電気も、
コンセントにプラグを差し込み、機械を動かす段階では区別がない。
そのため同じ電気なら、安いものが求められる。

今は、火力発電所で作られる電気の方が、
再生可能エネルギーや燃料電池のような新しい技術から作られる電気と比べて
圧倒的に安価である。
従って、大部分の人は、火力発電所で作られる安い電力を求め、
新しい技術から作られる高価な電気は使おうとしないし、
電気の値段が上がることを望まない。
そのために、たとえ20年後にも使えるものでも、
電気の価格が上昇する、新しい技術の導入は進み難い。

発電方法にしろ、電動化にしろ、今後30年以上使うことの出来る新しい技術は、
今の段階では、既存の技術と比べて、高価である。
そのため、大部分人々は安価な既存の技術を使い続ける。
ただし、先のことを危惧するひとや、新しい技術を好むひともいる。
そのため、一部の人は高価であっても、新しい技術を使い始めると考えられる。
言い換えると、現在の安い既存の技術を使い続ける人と、現在は高い新しい技術を使い始う人に分かれる。
そして、石油等の化石燃料の枯渇に伴い、古い技術のみ頼る人は、早晩エネルギーを使えなくなる。

一方で、新しいエネルギーに移行していた人々は、枯渇の直撃を免れる。
このような人々が集まることで、新しい技術に基づく社会が成立する。
中核となり、水素文明が始まる。

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posted by 宗像 at 12:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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